活発な寒冷前線と上空の強い寒気の影響で、3日にかけて全国的に大荒れの天気となる恐れがあり、気象庁は強い雨や風、雪などに警戒を呼びかけています。
北海道では北部や東部を中心に31日夜から本格的な雪となって、これまでの積雪量は最大で幌加内町朱鞠内で27センチ、オホーツク海側の滝上町で22センチなどとなっています。30日、初雪が観測された旭川では、11センチの積雪を記録しました。
この天気の中、冬型の交通事故も起きています。1日午前、旭川の国道で、雪にハンドルを取られた乗用車が対向車線にはみ出し、反対側から来た車と衝突して、1人が軽いけがをしました。
また、旭川に近い秩父別町では、乗用車がシャーベット状の路面で路外にはみ出し、車に乗っていた82歳の女性が死亡しています。
北海道内の雪は、日中はいったんやみましたが、気象台によりますと、1日夜から2日にかけて再び平野部でもまとまった雪が降る見込みで、路面凍結などによる交通障害に注意するよう呼びかけています。(01日17:31)