８日午後、福島県郡山市の民家で男性が首などを切られて倒れているのが見つかり、間もなく死亡が確認されました。警察が殺人事件として調べています。

　事件があったのは、福島県郡山市の無職、古内守さん（７３）の家で、８日午後１時半頃、近所の男性が玄関先で頭から血を流して、仰向けで倒れている古内さんを見つけました。古内さんは心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、間もなく死亡が確認されました。

　これまでの警察の調べで、古内さんはひとり暮らしで、頭や首には切られたような傷があり、首の傷はおよそ２０センチほどあったということです。

　「（古内さんは）一人（暮らし）ずっと長いですよ。トラブルの起きるような人じゃないよ」（近所の人）

　警察では、古内さんが何者かに殺害されたと見て、捜査本部を設置するとともに、９日、司法解剖を行う方針です。（08日19:27）