フィリピン人女性らの入国審査をめぐり東京入国管理局の幹部が逮捕された汚職事件について、8日、千葉法務大臣が会見で陳謝しました。
「出入国管理行政への信頼を著しく傷つけるもので、誠に遺憾であり、深くおわびを申し上げたいと思います」(千葉景子法相)
この事件は、今月4日、東京入国管理局の統括審査官、小倉征史容疑者が、フィリピン人女性らの入国審査に便宜を図る見返りとして、業者から580万円のわいろを受け取ったとして、逮捕されたものです。
千葉法務大臣は、「信頼回復のために全力をあげたい」と述べ、職員に再発防止を指示しました。(08日14:38)