島根県の女子大生が遺体で見つかった事件です。警察は、遺体発見現場周辺で血液がほとんど検出されなかったことから、女子大生の遺体が空き家などで切断された可能性があると見て調べています。

　１０月２６日に行方がわからなくなった島根県立大学１年の平岡都さんは、先月、広島県の山の中から遺体で見つかりました。

　遺体発見現場周辺から血液がほとんど検出されなかったことから、警察は、犯人が別の場所で平岡さんを殺害し、遺体を損壊した可能性が高いと見て、空き家や廃屋の捜査に力を入れています。

　「ある地域があって、その地域の中に空き室がないか聞かれました」（不動産会社の人）

　また、行方不明になる前日と当日、平岡さんが島根県内のボランティア団体にメールを送っていたことが、関係者への取材でわかりました。

　「今度の３連休にボランティアをしたいです」（１０月２５日のメール）
　「また何かあれば、メールさせていただきます」（１０月２６日のメール）

　このメールを送ってからわずか数時間後、平岡さんは事件に巻き込まれた可能性があります。（09日19:10）