４人組のロックバンド、「男闘呼組」の元ギタリスト、成田昭次被告が大麻取締法違反の罪に問われた裁判で、東京地裁は、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

　男闘呼組の元ギタリスト成田昭次被告（４１）は、今年９月、東京・渋谷区の自宅で乾燥大麻およそ１．７グラムを所持していたとして、大麻取締法違反の罪に問われています。

　成田被告は初公判で、「間違いありません」と起訴内容を認めていました。東京地裁は１０日、「およそ１０年間もの長期に渡り使い続けるなど、常習性が認められる」として、懲役６か月・執行猶予３年の判決を言い渡しました。

　閉廷直前、裁判官に「２度と薬物に手を出さないようにして下さい」と声をかけられると成田被告は、「はい」と小さな声で答えました。（10日11:39）