甘利明経済財政・再生相は12日午前の臨時閣議後の記者会見で、同日の東京株式市場で日経平均株価が大幅高となり、1万8000円に迫っていることについて「円安を好感している」との見解を述べた。1ドル=120円台で推移している円安の背景として「米国の(金融緩和の)出口戦略が着実に進んでいる」ことを挙げた。
甘利氏は「株価は低いより高い方がいいが、実体経済とかけ離れてはいけない」とも指摘。その上で足元では(安倍晋三政権の経済政策)アベノミクスで多くの経済指標が改善していることを強調した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕