【ワシントン=岩本昌子】全米住宅建設業協会(NAHB)17日発表した2月の住宅市場指数は、前月分の改定値から2ポイント低下の55だった。市場予測の平均(58程度)を下回り、2カ月連続で低下した。
同指数は50以上になると住宅建築業者が新築一戸建て住宅販売市場の状況を「好調」とみていることを示す。内訳は「現在の住宅販売状況」が前月比1ポイント低下の61で「今後6カ月の販売見通し」は横ばいの60だった。「客足」は5ポイント低下し、39だった。
NAHBは2月の低下について全米の多くの地域を襲った寒波の影響が大きいとみており「全体的には、建築業者はかなり良い景況感を維持している」と分析している。