日本企業が海外市場で外貨建て債券の発行を増やしている。2014年の発行総額は前年比23%増の4兆6662億円と、1991年以来、23年ぶりの高水準になった。大幅な円安や世界的な金利低下を背景に、日本企業は海外で拡大する投融資やM&A(合併・買収)に伴う為替リスクを避けようとしている。15年もこうした流れが続きそうだ。
財務省によると、日本企業が14年に海外市場で発行した外貨建て債券は13年と比べ…
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