京都市伏見区で昨年8月、自営業、北村正則さん(67)と妻、富美子さん(65)が死亡した連続放火事件に絡み、京都地検は26日、事件以降の器物損壊や建造物等以外放火容疑などで同区の無職少年(17)を家裁送致した。
京都家裁は同日、2週間の観護措置を決定。既に家裁送致されている北村さん方への放火を含む11件の現住建造物等放火などの容疑と併合して審判を開くことも決めた。
送致容疑は、昨年8月17日未明、同区の男性(41)方の車庫にあった段ボールなどに火を付けたほか、同日夜、同区の男性(58)方の車庫の門扉に掛けられた毛布に放火した疑い。〔共同〕