7日午後9時35分ごろ、大阪市都島区のマンション13階の一室で、女性が「弟の部屋に葉っぱがある」と110番した。約20分後、駆けつけた警察官の目の前で、この一室に住む塗装工の少年(18)がベランダから飛び降り、搬送先の病院で死亡が確認された。
大阪府警都島署によると、植物片が入った袋を手にした母親に、署員2人が対応。自室から出てきた少年にほかにはないかと尋ねると、落ち着いて応じるそぶりを見せた直後に、突然ベランダから柵を乗り越えて飛び降りたという。
同署は危険ドラッグなどの可能性もあるとみて植物片の鑑定を進めるとともに、署員の対応が適切だったか調べる。