９日午前の東京株式市場で日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは反落した。午前の終値は前週末比120円31銭（0.63％）安の１万8850円69銭だった。前週末の米株急落を受け、利益確定を目的とした売りが優勢だった。前週末に約15年ぶり高値を付けた反動もあり、一時は下げ幅を200円超に広げた。ただ、下値では買い遅れた個人投資家が押し目を拾う動きが出て、日経平均は前引けにかけて下げ幅を縮めた。

日経平均は朝方から100円ほど安く始まった。前週末発表された２月の米雇用統計が市場予想を上回る改善となり、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）による利上げの現実味が増した。前週末の米株急落を手掛かりに日本株にも幅広い銘柄に利益確定売りが出た。寄り付き/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E5EBE2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX前に発表された2014年10～12月期の実質国内総生産/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5EAEAE4E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX（ＧＤＰ）改定値が速報値から大幅に下方修正され、嫌気した売りも出た。

一方、下値では日銀による上場投資信託/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE3E5E7E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX（ＥＴＦ）買いなど、公的マネーによる下支え期待が浮上。円安・ドル高を受けて輸出関連株の一角が下げ渋ったほか、１月末からの上昇基調に乗り遅れた個人投資家の買いも観測され、日経平均は徐々に下げ幅を縮めた。

ＪＰＸ日経インデックス400と東証株価指数/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2EAE5E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX（ＴＯＰＩＸ）はともに反落した。業種別では不動産や医薬品、精密機器などが下落した。