【サンパウロ=宮本英威】ブラジルとメキシコの両政府は9日、両国間の乗用車輸出額の制限措置を2019年3月まで4年間延長すると発表した。自由化再開を求めるメキシコに対して自国産業の保護を優先するブラジルが反発し、無税輸出枠を設ける現行措置の延長で妥結した。自由化の先送りはメキシコが主力生産拠点の日産自動車や米フォード・モーターなどに引き続き影響を与えそうだ。 両国が9日、リオデジャネイロで調印した。15年3月からの1年間の非関税輸出枠は15億6千万ドル(約1900億円)となり、前年の枠を5%下回る。この後は毎年3%ずつ増やし、18年には17億500万ドルに引き上げる計画だ。 ブラジル自動車工業会のルイス・モアン会長は「自由化再開の前に我々は競争力を回復する必要がある」と述べ、輸出制限の延長を歓迎した。一方、メキシコ自動車工業会幹部は「(非関税の)輸出枠が全くなくなるよりはよかった」と述べた。 両国は02年に関税協定を締結。乗用車の輸出入は07年に完全自由化していた。メキシコからブラジルへの輸出が急速に増加したことを受け、ブラジルが見直しを要求。12年3月に輸出額を制限することで合意した。 ブラジル側の統計によると、07年まではブラジルからの輸出額が上回っていた。08年以降は逆転し、14年のブラジルからの輸出額は2億2800万ドルと輸入額の1割強にとどまっている。 |
ブラジルとメキシコ、乗用車の無税輸出枠4年延長
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