埼玉県志木市で2008年、自宅に放火して妻子を殺害したとして、殺人と現住建造物等放火などの罪に問われた無職、山野輝之被告(40)の裁判員裁判で、さいたま地裁(河本雅也裁判長)は23日、無罪の判決を言い渡した。求刑は無期懲役だった。 河本裁判長は判決理由で「精神的に不安定だった妻が放火した可能性が捨てきれない。被告を犯人とするには合理的な疑いが残る」と述べた。 また、「出火場所の証明が不十分。検察側の燃焼実験の結果はむしろ、被告が外出し付近の防犯カメラに映った後、着火行為が終わった可能性を示唆している」などと指摘した。 公判で検察側は「不倫相手との再婚のため、家族に関係する全てを断絶する必要があった」と主張したが、河本裁判長は「子供を殺害する動機までは認められない」と退けた。 山野被告は08年12月3日、自宅に放火し妻、荒木奈穂子さん(当時33)と次女、真弥ちゃん(同4)を一酸化炭素(CO)中毒で死亡させ殺害、当時12歳だった長男を殺害しようとしたとして起訴された。公判では一貫して無罪を訴えた。 弁護人の岩本憲武弁護士は「証拠を丁寧に検討し、刑事裁判の原則にのっとった正しい判決を出してもらった」と評価した。さいたま地検の片山巌次席検事は「判決内容を精査し上級庁と協議の上、適切に対処したい」とコメントした。〔共同〕 |
妻子放火殺人に無罪、さいたま地裁判決「合理的疑い残る」
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
絶滅危惧種ナナミゾサイチョウの撮影に成功 雲南省盈江
中国の読書の現状は? 中国大手ECサイトが「2020読書動向報告」発表
北京と上海結ぶ高速鉄道で「サイレント車両」サービスの運用試行を実施
24日から一部高速鉄道が「サイレント車両」に 23日からチケット購入時に選択可能
2020年の中国サイバーセキュリティ産業規模は1700億元以上
1-10月の工業企業の利益は5兆124億元 0.7%増
週間時事用語(尾款人、ベルサイユ文学、モクバンなど)
世界の安全を脅かす米国(六) 際限なきサイバー攻撃
パンがなければお菓子を食べれば良いじゃない?中国のネットで大ブレイクの「ベルサイ
中国の科学者、サイバー攻撃に抵抗できる高性能サーバーを発表
ダブル11の男性消費に変化 ダサい系からオシャレ系へ
京滬高速鉄道で「サイレント車両」、シーズン回数券などのサービス開始へ
中国に対する最大のサイバー攻撃国が米国だと示す報告 外交部のコメント
日本から中国への渡航者、三日以内のPCR検査陰性証明が必要
サイバーセキュリティ宣伝週間 14-20日に開催
上海で「サイレント配達員」が活躍中 中国初の聴覚障害者配達チーム
春秋戦国時代の古墓が発見、亡がらが腐らず残る
立ったまま話をすると腰が痛くない? 科学的な根拠も
感染症の中 中国のホテルはどうやって生き残るか
日本が2023 年サッカー女子W杯招致を断念 残る開催候補はわずか3ヶ国
民用航空局が国際旅客便を受け入れる能力備えた37都市発表
動画サイトのビリビリ、科学普及用衛星を6月に打ち上げへ
【国際観察】「フロイドの死」が浮き彫りにした米国に根強く残る人種差別
タマネギ1トンを「元カレ」に送りつけた女性
動画共有サイトのビリビリで6500万人がドキュメンタリー視聴中










