【ワシントン=共同】ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げから25年となるのを祝福し、米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)は23日、夜空に開く花火のような星団の画像を公開した。
りゅうこつ(竜骨)座の方向にあって地球から2万光年離れた「ウェスタールンド2」は、約3千の恒星が集まった天体。中心部には誕生から約200万年と比較的若く高温で巨大な星々があり、周囲のガス状物質の内部では新たな星が次々に誕生しているとみられている。
全長約13メートル、重さ約11トンのハッブルは、1990年4月24日に米スペースシャトル「ディスカバリー」で地球を回る軌道に打ち上げられた。地上の望遠鏡と違って大気や天候の影響を受けずに観測できるのが強み。心臓部である主鏡のゆがみなど数々のトラブルに見舞われながらも度重なる改良で性能がアップし、多くの発見に役立っている。