東京女子医大病院の特定機能病院の承認取り消し決定を受け、昨年2月に同病院での手術後に死亡した男児(当時2)の父親は30日記者会見し、「取り消しは当然。病院は第1に患者に向き合い、うみを出し切ってほしい」と述べ、強い怒りをあらわにした。
父親は死亡に至った経緯に関する病院側の説明が不十分だったと指摘。「息子が亡くなった本当の理由が知りたい。(息子に)ちゃんと原因究明するから待っててねと伝えたい」と声を詰まらせた。母親は「安全な医療を提供するのは基本。管理態勢はどうだったのか一点の曇りもなく明らかにし、責任をとってほしい」と訴えた。