自動車業界団体が11日まとめた4月の車名別新車販売(軽自動車を含む)によると、トヨタ自動車(7203)のハイブリッド車(HV)「アクア」が2カ月ぶりに首位となった。販売台数は1万5555台と、消費増税後の反動で落ち込んだ前年同月に比べ13.7%増となった。
2位はホンダ(7267)の軽「N―BOX」で12.1%減の1万218台、3位はスズキ(7269)の軽「ハスラー」で40.2%増の1万15台。4位と5位はトヨタのHV「プリウス」、ホンダの小型車「フィット」とそれぞれ登録車が入った。上位10車種の内、軽は6車種と3月に比べ1車種減少。上位に入った軽のうち「ハスラー」以外は前年実績を割り込んだ。今年4月に軽自動車税が増税になったことから、3月までに軽の駆け込み需要が発生した反動で販売台数も前年を割り込む車種が目立った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕