世界の主要な自動車市場の1つである中国自動車市場は、新型コロナウイルス感染症の後に急速な回復を遂げ、海外の自動車メーカーの回復に原動力を与えている。最近、日本の3大メーカーのトヨタ、日産、ホンダがそれぞれの9月の中国市場における新車販売状況を明らかにした。3社とも中国市場で力強い動きをみせている。「経済参考報」が伝えた。 中国全体で新車販売量が回復を続けている。感染症の影響が深刻だった2月と3月は生産も販売も大幅に減少したが、中国政府の需要喚起措置などの後押しを受けて、4月以降は販売がプラスを達成した。中国自動車工業協会の予測では、9月の販売量は前年同期比13.3%増の257万2千台に達し、6ヶ月連続で前年の成績を上回ったという。 10月9日、トヨタは9月の中国での新車販売量が17万9400台に達して、同25.3%増加したと発表した。トヨタにとって6ヶ月連続の前年同期比増で、単月の販売量の過去最高も更新した。「カローラ」、「カローラレビン」などの主力車種と高級ブランド「レクサス」がいずれも非常に力強い動きをみせた。 トヨタの販売量の急増を促した主な原因は、リニューアルした車種、モデルチェンジした車種が市場で好評だったことだ。車種別にみると、カローラは同41.3%増の3万7400台に達し、カローラレビンは5%増の2万2700台となり、主力車種の好調な売り上げが販売量全体のレベルを押し上げた。レクサスは同13.3%増の2万100台で、トヨタ中国法人の代表は、「地方の展示会での受注も好調だった」と述べた。 統計によると、2020年1-9月のトヨタの累計販売量は同6.9%増の126万2400台に達した。トヨタは20年の販売目標を前年比8.6%増の176万台と定めている。報道によれば、今後の新製品計画の中で、トヨタはリニューアルした「ハイランダー」、「シエナ」、「ハリアー」で二車種戦略を進め、中国で現地生産する車の陣容をさらに充実させる予定だ。次世代シエナは21年に広汽トヨタと一汽トヨタがそれぞれ現地生産を開始し、発売後はより多くの細分化された市場の開拓を進めるという。 トヨタの中国販売量は感染症が目に見えて拡大した2月に同70.2%減と大幅に落ち込み、3月も同15.9%減少したが、4月から回復し始め、5月以降は毎月20%前後の成長率を維持している。 |
感染症の中、日系自動車メーカーの中国における販売状況は?
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