財務省が14日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、5月3~9日の海外投資家による日本株への投資は2週ぶりの買い越しだった。買越額は727億円。前の週(4月26日~5月2日)は2056億円の売り越しだった。
7日に日経平均株価が約1カ月ぶりの安値となるなど、相場全体が軟調ななかで、値ごろ感から海外勢の資金が流入したようだ。
中長期債は3週連続の買い越し、短期債は2週ぶりの買い越しだった。
一方、国内投資家による海外の中長期債への投資は2週ぶりの買い越しとなり、買越額は4926億円だった。前の週は3921億円の売り越しだった。株式は25週連続の買い越しだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕