【カトマンズ=共同】ネパール当局は14日、東部で12日に起きたマグニチュード(M)7.3の新たな地震の死者が110人になったと明らかにした。負傷者は約2800人。隣国のインドや中国チベット自治区も合わせた犠牲者は128人。
カトマンズ市内は14日もほとんどの商店が閉店。余震を恐れ、多くの人が公園や空き地でのテント生活を続けた。中国国境に向かう幹線道路などが地滑りの影響で依然通行不能となっている。
ネパール当局は同日、4月25日の地震を合わせた同国の死者が約8300人になったと発表した。周辺国を含めると計約8400人が死亡した。