フィギュアスケートの浅田真央(24)が18日、東京都内で開いたアイスショーの記者会見で競技復帰を目指す意向を表明した。「1年間休養して自然と試合が恋しくなり、試合でいい演技ができた時の達成感をまた感じたい、と思うようになった。試合に出場できる状態に戻るために練習している」と話した。
現役続行を表明する浅田選手(18日午後、東京都港区)
浅田は「試合の予定はまだ何も決まっていない。今の目標は以前のレベルに戻すこと」とも語った。2018年平昌五輪について問われると「今の時点では考えていない」とし、「うまくいけば試合に出られるかもしれない。出られないこともあるかもしれない」と話した。
元世界女王でバンクーバー五輪銀メダリストの浅田は5月に入り、休養前まで師事した佐藤信夫、久美子両コーチの下で練習を開始した。18日、記者会見に先立ち自身のホームページで「今は道半ばなので、試合に出ますと断言することはできません。できるところまで挑戦していきたいと思っています」などとコメントした。