内閣府と財務省が11日発表した法人企業景気予測調査によると、4~6月の大企業全産業の景況判断指数はマイナス1.2だった。マイナスは4四半期ぶり。1~3月期はプラス1.9だった。
先行き7~9月期の見通しはプラス10.6だった。4~6月期の大企業のうち、製造業はマイナス6.0で、非製造業はプラス1.3だった。中小企業の全産業はマイナス13.6だった。
2015年度の全産業の設備投資見通しは前年度と比べ5.9%増だった。前回3月調査時点は3.9%減だった。
景況判断指数は「上昇」と答えた企業と「下降」と答えた企業の割合の差から算出する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕