【ユニバーシティープレース(米ワシントン州)=奈良部光則】男子ゴルフの今季メジャー第2戦、第115回全米オープンは18日、チェンバーズベイGC(パー70)で開幕。3年連続出場の松山英樹は、今大会がメジャー初挑戦となる21歳の川村昌弘とともにイーブンパーの70で回り、マスターズ・トーナメントを2度制したバッバ・ワトソン(米国)らと並んで日本勢最高の26位スタートとなった。松山は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギー、川村は3バーディー、3ボギーだった。
2年ぶり5度目の出場となった藤田寛之は1イーグル、2バーディー、6ボギーの72でロリー・マキロイ(英国)とともに52位。3年ぶり4度目の出場となった石川遼は1バーディー、5ボギーの74で98位と苦戦。今大会初出場の薗田峻輔は1バーディー、9ボギーの78をたたき、141位と大きく出遅れた。
首位は65で回ったダスティン・ジョンソン(米国)とヘンリク・ステンソン(スウェーデン)。メジャー大会2連勝を目指すジョーダン・スピース(米国)は68でジェーソン・デー(オーストラリア)らとともに7位グループ。タイガー・ウッズ(米国)は14番(パー4、528ヤード)をトリプルボギーとするなど80の大たたきで152位。リッキー・ファウラー(米国)も81の155位と厳しい滑り出しとなった。
初日のコース全長は当初、7526ヤードとされていたが、7497ヤードと修正して発表された。