智弁学園―創成館 十回裏創成館2死、松山は中越えにサヨナラ本塁打を放つ=加藤諒撮影
(30日、選抜高校野球 創成館2-1智弁学園)
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創成館の3番松山は今大会の初安打がサヨナラ本塁打となった。延長十回2死、カウント2―1からの4球目。「つないで後ろに回そう」とコンパクトに振り抜いた打球は、風にも乗ってバックスクリーン左へ飛び込んだ。
昨秋は主に6番だったが調子の良さを買われ、今大会は初戦の2回戦から3番に。だが、この日も八回までは4打数無安打と苦しんでいた。
「チャンスで打てていなくて。最後は何とかしようという思いでした」。お立ち台で、まだ信じられないというような表情を見せた。
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○稙田監督(創) 判定について「普通の(捕球に)見えた。選手には切り替えて行こうと言った。いったん雰囲気は沈んだけど、川原が十回を3人で抑えてくれたのが大きい」
○酒井(創) 今大会初登板。四回から救援し、九回まで無失点の好投。「自分で流れを作るんだ、という強気のイメージを大事にした」