【ユニバーシティープレース(米ワシントン州)=奈良部光則】男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米オープン選手権は19日、チェンバーズベイGC(パー70)で第2ラウンドが行われ、初日に4オーバー、98位だった石川遼は3バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算9オーバー、149でホールアウト。米国で行われた最終予選で3年ぶり4度目の大会出場権を勝ち取った23歳の予選突破は、絶望的となった。
石川はこの日、日本勢でただ1人午前中にスタート。1番(パー5)でバーディーを奪ったが、次第にティーショットが曲がり始め、前半の9ホールで1打落として折り返した。インに入っても10番をダブルボギー、11番をボギーとするなど盛り返せなかった。
ホールアウト後、石川は「余裕がなかった。もう一回、自分のスイングをしっかり作りあげていきたい。悔しいけれど、もっとでかくなって(メジャーの場に)帰ってきたい」などと語った。