サバ料理専門店の鯖や(大阪府豊中市)は西日本旅客鉄道(JR西日本)や鳥取県と共同で販売する養殖サバ「お嬢サバ」の予約販売を22日に始める。鳥取県から生きたまま「SABAR南森町店」(大阪市)に直送し刺し身にして販売する。メニューは「プレミアム活造り」のみで3800円(税込み)。今年中に380食を販売する。
19日、報道陣向けに試食会を開いた。虫がつかず、サバ特有のくさみがないという。今後、反応をみながらJR西などと事業化を検討する。
JR西が鳥取県から仕入れ、鯖やに卸す。現状は生産量が少ないうえ物流費がかさむため、販売価格は一般のサバに比べ高めだ。鯖やの右田孝宣社長は「将来は価格を2000円前後に抑えたい」と話した。