「多機能スタジアム」を返上し、「スポーツ中心」へ。新国立競技場の整備に関する政府の関係閣僚会議が14日に決定した「基本的考え方」は、旧計画からの大幅な方針転換を図る内容になった。急増した整備費などへの批判も踏まえ、民間のノウハウを活用した工期圧縮のほか、整備計画の透明性向上を打ち出した。

旧計画で描かれた新競技場は、コンサートなど様々なイベントが開催可能な「次世代型スタジアム」。全天候に対応でき…