徳島県立総合大学校は4日、明治大学理工学部が同県神山町にサテライトオフィス「神山バレー・ランドスケープ・リサーチ・オフィス」を8日から12月末まで設けると発表した。同町の古民家を生かしたまちづくりの研究拠点とする。
共用オフィス施設「神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス」内に設ける。常駐する職員や学生はおらず、短期滞在を繰り返しながら利用する形を取る。
まず8~12日に建築学を専攻する大学院生が同町でフィールドワーク調査などを実施する。その後も研究を進め、12月に同町で成果報告を披露することにしている。
同大学校によると県内には9カ所に県内大学がサテライトオフィスを設けているが、県外の大学による開設は初めて。