菅義偉官房長官は18日午前の閣議後の記者会見で、米連邦公開市場委員会(FOMC)で焦点だった利上げ見送りが決まり、事実上のゼロ金利政策が維持されることに関して「他国の金融政策についてコメントはすべきではない」とした上で、「様々な状況を判断されて適切に対応・判断されたのだろう」と述べた。「引き続き米国の経済動向及び金融政策については高い関心をもって注視したい」とも語った。
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が10月の利上げの可能性に言及したことに対する認識を問われると、「新興国を含めた世界全体の経済的影響と、様々なものを踏まえて、米国が適切に判断されることになるだろう」と述べるにとどめた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕