東京都江戸川区のマンションで同居している女児(1)に暴行し死亡させたとして、警視庁小岩署は18日、伯父で無職の広田健二容疑者(41)=保護責任者遺棄容疑で逮捕=を傷害致死容疑で再逮捕した。同署によると、「暴行していない」と容疑を否認している。
再逮捕容疑は8月16日午後、女児に暴行を加え、急性脳腫脹で死亡させた疑い。
同署によると、女児は母親(38)と姉(13)、兄(2)、広田容疑者の5人暮らしだった。母親はこの日午後2時ごろ、広田容疑者に女児の世話を頼んで外出。午後8時ごろ帰宅した姉が台所で倒れている女児を発見し、119番したが死亡が確認された。
広田容疑者は女児を部屋に置き去りにしたとして、8月30日に保護責任者遺棄容疑で逮捕された。同署の調べに対し「仕事の用事ができたので、寝かしつけて外出した」と供述しているという。