経済産業省が30日発表した8月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比0.5%低下の97.0だった。低下は2カ月連続。生産の基調判断は「一進一退で推移している」から「弱含んでいる」に変更した。
QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.0%上昇だった。
出荷指数は0.5%低下の95.7で、在庫指数は0.4%上昇の114.1。在庫率指数は6.1%上昇の119.1だった。
同時に発表した製造工業生産予測調査では9月が0.1%上昇、10月は4.4%上昇を見込んでいる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕