【NQNニューヨーク=古江敦子】19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に3日続落し、前週末比5銭円安・ドル高の119円45~55銭で取引を終えた。米株式相場の上昇を受け、ドルに対して金利水準が低い円が売られた。欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を22日に控えてユーロ売り・ドル買いが優勢となり、円に対してもドル買いが及んだ面もあった。 日米の中央銀行による金融政策の先行き不透明感から、持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。30日に金融政策決定会合を開く日銀について「1年前の追加緩和の決定で意表を突かれた経緯があり、今回も一段の緩和策が決まるのではないかと様子見ムードが強い」(ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのシン氏)との見方が聞かれた。 全米住宅建設業協会(NAHB)が発表した10月の住宅価格指数は64と2005年10月以来10年ぶりの高い水準になったが、相場の反応は乏しかった。米経済指標は足元でやや低調さが続いており、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ観測は後退したままだった。 円の安値は119円57銭、高値は119円26銭だった。 円は対ユーロで反発し、前週末比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=135円30~40銭で取引を終えた。ECBが定例理事会で追加緩和に前向きな姿勢を示すとの観測が広がり、円買い・ユーロ売りを誘った。 ユーロは対ドルで3日続落。前週末比0.0020ドル安い1ユーロ=1.1320~30ドルで終えた。ECBによる追加緩和の観測からユーロ売りが優勢になった。 ECBのノワイエ理事(仏中銀総裁)が現行の緩和策である国債買い取りの拡大について「議論するのは時期尚早」と述べたと伝わった。市場では「それでもECBは将来、追加緩和に動く可能性がある」(BNPパリバのセレブリアコフ氏)との見方が多く、ECB理事による発言に対する相場の反応は限られた。 ユーロの安値は1.1306ドル、高値は1.1344ドルだった。 |
NY円、小幅続落 1ドル=119円45~55銭で終了 米株上昇で円売り
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