静岡県伊東市で10月、日産自動車の多目的スポーツ車「エクストレイル」搭載のタカタ製エアバッグが異常破裂した問題を受け、日産はエクストレイルや「フーガ」「ティアナ」など計8車種の再リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。届け出は11月2日付。対象車の生産時期や台数は精査中。
同社は5月、エクストレイルなど9車種について、タカタ製エアバッグのガス発生装置(インフレーター)の気密不良により異常破裂の恐れがあるとしてリコールを届け出ている。交換部品が不足しているため、気密不良がなかった車は修理を後回しにしていた。