トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「ミライ」を教材にした体験会が4日、愛知県豊田市立竜神中学校で開かれ、約30人の生徒らが最新の車を体感した。
体験会は、社会科授業の一環で開催。ミライのほか、小型スポーツカー「86」を用意した。生徒らは、会を主催した愛知トヨタの技術者から2台の走行性能や環境負荷の違いなどを学んだ。
ミライについて技術者から「走行時に水しか出ない究極のエコカー」と説明を受けると、生徒は興味深そうにマフラーから水の出る様子を観察した。2年生の稲垣杏優さん(13)は「音も排ガスもない。今までの車と違う」と感心していた。