人気アニメ「妖怪ウォッチ」のキャラクターを無許可で使用したキーホルダーなどを販売していたとして、警視庁生活経済課は6日までに、雑貨製造販売会社「ジャピタ」実質経営者、松本光代容疑者(50)=東京都渋谷区千駄ケ谷1=と社員2人を著作権法違反容疑で逮捕、別の社員ら2人と法人としての同社を同容疑で書類送検した。
逮捕・送検容疑は昨年10月~今年2月、著作権者の許諾を得ずに、妖怪ウォッチのキャラクター「ざしきわら神」のキーホルダーなど45個を群馬県高崎市のゲームセンター運営会社など4社に販売した疑い。
生活経済課によると、ジャピタは2007年ごろから、アニメキャラを勝手に使った雑貨を製造・販売。妖怪ウォッチ関連商品だけで約2500万円、著作権侵害の商品全体で10億円以上の売り上げがあったとみている。