【ジュネーブ=原克彦】高級時計メーカーのタグ・ホイヤー(スイス)は9日、同社で初めての腕時計型端末「タグ・ホイヤー・コネクテッド」を発表し、販売し始めた。価格は1500ドル(約18万5千円)。米インテル、グーグルの2社と提携して開発した。
ケースはチタン、リストバンドはゴム製で、同社の人気モデル「カレラ」と同じデザインを採用した。表面は直径46ミリで一般的な腕時計としては大きめだ。文字盤に該当する液晶表示のデザインは購入時で3種類を準備し、後に追加できるようにした。
2年間の保証期間を終えた後に、追加で1500ドルを払うと同じデザインの機械式腕時計と交換できるサービスを設けた。「コネクテッド」を購入した人だけが入手できる限定モデルで、高級品ならではの希少性を演出する狙いがある。