【ロサンゼルス=共同】ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制逃れ問題をめぐり、米環境保護局(EPA)などの米規制当局と今週後半に協議することが16日、分かった。ロイター通信が報じた。
VWのエンジン開発担当の責任者がEPAや、不正車両の修理計画を提出するように要求している米カリフォルニア州当局と面会する予定という。来年始めるリコール(無料の回収・修理)に向けた手続きや、課題などが話し合われる見通しだ。
VWとは別に、不正車両が含まれる傘下の高級車ブランド「アウディ」の幹部も米当局と会談予定という。