パリ市民「当面の危機去った」 テロ主犯格死亡で安堵——贯通日本资讯频道
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パリ市民「当面の危機去った」 テロ主犯格死亡で安堵

【パリ、サンドニ=共同】パリ同時テロの主犯格アブデルハミド・アバウド容疑者の死亡が19日確認され、パリ市民の間には「当面の危機は去った」「ほっとした」とつかの間の安堵が広がった。しかしイスラム過激派によるテロの脅威は残っており、「次のテロは必ず起きる」との声も。街に漂う緊張感は解けないままだ。


同時テロ現場の一つ、パリ中心部のバタクラン劇場前には小雨の中、19日夜も多くの人々が犠牲者を悼み花束やろうそくを手に訪れた。市民らは「決着してよかった」と歓迎。生後6カ月の娘がいる主婦、イルイズさん(25)は「今回のグループが倒されても、第二、第三のグループがまた出てくる」と憂慮した。


別の同時テロ現場近くにある共和国広場では、イスラム教徒の団体が「われわれは無実の人を殺さない」と訴え、過激派の凶行に抗議。宗教を超えた連携がテロリスト撲滅につながるとした。


アバウド容疑者が死亡した制圧作戦が行われたパリ郊外サンドニでは、近くのケバブ(肉料理)店の男性店員アメド・ガトマックさん(35)が「(アバウド容疑者は)殺されたが、テロリストは彼だけじゃない」と強調。「また他に現れる」と不安を隠せない。


4カ月前に近所に引っ越してきたという事務職の女性トゥラヤ・カラブさん(38)は胸をなで下ろしつつも「主犯格が近所にいたなんて信じられない。地下鉄に乗るのも、外出をするのも怖い」と話した。


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