東洋ゴム工業が鉄道車両などに使う防振ゴムの性能を偽装していた問題で、同社が説明してきた内容が実態と異なることが25日、明らかになった。同社は10月の記者会見で８月に製造現場から本社に不正が報告されたとしていたが、２年前に東洋ゴムの取締役らに伝えられ、対応が先送りされていた。ずさんな社内調査と不祥事への対応の甘さが再び露呈した形だ。 東洋ゴムの清水隆史社長は25日午後に大阪市内で記者会見を開き、防… |
東洋ゴム、防振用偽装を２年前認識 現場報告の対応先送り
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