【オーベルストドルフ(ドイツ)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は29日、ドイツのオーベルストドルフで伝統のジャンプ週間開幕戦を兼ねて個人第8戦(HS137メートル、K点120メートル)が行われ、43歳の葛西紀明(土屋ホーム)は127メートル、133.5メートルの合計290.6点で5位だった。1対1で対戦する1回目を勝ち抜き、2回目に順位を上げたが表彰台には届かなかった。
地元ドイツのセベリン・フロイントが126メートル、137.5メートルの307.2点で今季3勝目、通算21勝目を挙げた。竹内択(北野建設)は18位、伊東大貴(雪印メグミルク)は24位だった。
1回目に敗れて2回目に進めなかった栃本翔平(雪印メグミルク)は33位、作山憲斗(北野建設)は34位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は45位に終わった。