【ドーハ=本池英人】サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア選手権第10日は22日、ドーハで準々決勝を行い、日本は延長の末、イランを3―0で破り、6大会連続の五輪出場まであと1勝とした。26日の準決勝でアラブ首長国連邦―イラクの勝者と当たる。アジアの五輪出場枠は3で、決勝に進んだ2チームと3位決定戦の勝者が出場権を得る。
日本が均衡を破ったのは延長前半。室屋(明大)の左足クロスを途中出場の豊川(岡山)が頭で決めた。さらに延長後半に中島(FC東京)が右足で立て続けに2得点して突き放した。
日本はイランの球際の強さに苦しんだ。圧力をかけられピンチもあったが、GK櫛引(鹿島)を中心に粘り強く守って、イランを完封した。