経済産業省が29日発表した2015年12月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比1.4%低下の96.5だった。低下は2カ月連続。生産の基調判断は「一進一退で推移している」に据え置いた。
QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.3%低下だった。
出荷指数は1.7%低下の94.8で、在庫指数は0.4%上昇の112.3。在庫率指数は0.4%上昇の116.0だった。
同時に発表した製造工業生産予測調査では1月が7.6%上昇、2月は4.1%低下を見込んでいる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕