【ニューヨーク=河内真帆】玩具製造大手ハズブロが8日発表した2015年10~12月期決算は、純利益が前年同期比3%増の約1億7500万ドル(約203億円)、売上高は同13%増の約14億6500万ドルだった。新作映画「スター・ウォーズ」関連玩具の売れ行きが好調で、業績を押し上げた。
同映画のファンが関連商品を買い上げ、特に男児向け玩具部門の販売が伸びだ。同部門の売上高は前年同期比35%増となり、女児向け玩具部門が同17%減と不調だったことを補った。
地域別では北米での売り上げが前年同期比29%増と大幅に増加したのに対し、ドル高を背景に海外事業の売り上げは3%増にとどまった。