熊本地震に便乗した不審電話が各地で相次いでいる。警察庁によると、最初に地震が起きた14日から25日夕までに、九州地方や関東地方の7県警が7件の相談を受けた。実害はなかったという。
内容別では募金・寄付を募るものが3件。「熊本地震で困っている人のために募金に協力している。家に募金を取りに行く」といった電話がお年寄りの家にかかってきたという。老人ホームの関係者を名乗る者から「あなたには入居権がある。熊本の震災で困っている人に譲らないか」といった電話も2件あった。
一方、全国の消費生活センターなどにも不審な電話などの相談が5件寄せられた。