飛び出す恐竜が迫力の「サルコスクスVSカンプトサウルス」=うずの丘大鳴門橋記念館
南あわじ市福良丙の「うずの丘大鳴門橋記念館」で、目の錯覚を利用し、絵が立体的に見える作品などを集めた体験型エキシビション「淡路島トリックアート展2016」が開かれている。
2011年から始まった企画で、今回は、サメなど海の生き物や巨大ワニ、恐竜、ゴリラ、トラなど動物の世界をテーマに開催。トリックアート20点、デジタルアート2点の計22作品を展示。遠近法や陰影法などで描かれた絵の前では、恐竜のしっぽにしがみついたり、巨大なカニに遭遇したりといった臨場感あふれるユニークな場面をカメラに収めようと、多くの家族連れや観光客らが訪れている。デジタルアートでは、カメラに顔を近づけるとタコやフグが現れる映像が映し出され、淡路島らしい仕掛けも。4月30日に和歌山市から家族と観光で訪れた桑添喬偉(きょうい)君(10)は「トリックアートは初めて。ちょっと怖い感じもするけど、おもしろい」と話していた。
10月30日まで。午前9時~午後5時(入場は同4時半まで)。入場料は中学生以上800円、小学生400円、未就学児無料。問い合わせは同館(0799・52・2888)。