ボクシングのダブル世界戦(8日、東京・有明コロシアム)に臨む4選手が5日、東京都内で予備検診を受け、全員が異常なしと診断された。
世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級チャンピオンの井上尚弥(大橋)は「コンディションは、ばっちり。うまさと強さの両方を世界にアピールしたい」と2度目の防衛に自信を示した。挑戦者のダビド・カルモナ(メキシコ)も「体調は全く問題ない」と話した。
国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級王者の八重樫東(大橋)は、初防衛戦に「厳しい戦いになると覚悟している」と表情を引き締める。対戦相手のマルティン・テクアペトラ(メキシコ)は「このチャンスを決して逃さない」と意気込んだ。