舛添要一・東京都知事の事務所は16日、舛添氏の名前をかたってインターネット上でシューマイや書籍などの発注があったことを明らかにした。
特集:舛添氏政治資金問題
同事務所によると、舛添氏が記者会見で政治資金の私的流用疑惑について説明した13日、シューマイ店に舛添要一都知事の名前で、インターネットを通じて980円の品物50点分の注文があった。16日に同店から都庁に確認があり、いたずらとわかった。また同日、都庁に「本、CD、DVD」と書かれた箱が届いた。発注者名は「舛添要一」で、金額は1185円だった。事務所は注文しておらず、箱ごと返還したという。
また、同事務所は同日、知事就任前にインターネットオークションで美術品を購入し、政治資金から「資料代」などの名目で支出していたことについて、「海外の方と交流する際、書や浮世絵などの版画をツールとして、研究資料として活用している」などとするコメントを出し、問題はないとする見解を示した。