第5セット、タイに勝利し喜ぶ⑪荒木ら日本代表の選手たち=竹花徹朗撮影
バレーボール女子のリオデジャネイロ五輪最終予選は18日、アジア大陸予選を兼ねて第4日が東京体育館であり、日本(世界ランキング5位)はタイ(同13位)と対戦し、フルセットの末に3―2で逆転勝ちした。通算3勝1敗。残り3試合で、次は20日にドミニカ共和国(同7位)と対戦する。
ロンドン組そろい激戦制す バレー女子、リオに望み
タイが抗議「これはショーだ」 遅延行為で2失点
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○真鍋監督(日) 「選手に感謝。よく集中してくれた。全く諦めないという気持ちで、一致団結できている」
○木村(日) 「絶対ここで終わらせないという気持ちだった。消えそうな光をみんなで信じて、最後まで手をつないで頑張った、そんな感じです」
○迫田(日) マッチポイントでスパイクを決める。「(トスは)たくさんの人の思いが詰まっていて、とても重かった」
○宮下(日) 第5セットは自らのサーブが逆転の起点に。「やるしかないと思った。第3セットから体が震えていた」
■ドミニカ4連敗、リオ絶望
20日の第5戦で日本が対戦するドミニカ共和国は、オランダにストレートで敗れ、開幕4連敗。リオ五輪出場が絶望的になった。ロンドン五輪5位の実力チームだが、登録14人中9人が国外プロリーグに所属しており、全体練習は来日後の1週間しかできなかったことが不振の理由という。19歳のエース、B・マルティネスは「状況は厳しいが、最後まで諦めずに戦う」。
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イタリア(4勝)3―0ペルー(2勝2敗)、韓国(3勝1敗)3―0カザフスタン(4敗)、オランダ(3勝1敗)3―0ドミニカ共和国(4敗)