会談する(左から)生活の党の小沢一郎代表、民進党の岡田克也代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首=19日午前、国会内、飯塚晋一撮影
民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は19日、国会内で党首会談を開いた。夏の参院選では、1人区すべてで統一候補の擁立を進めることを確認し、来年4月の消費税率10%への引き上げに反対することでも一致。通常国会で内閣不信任案の共同提出を今後検討していくことを確認した。
4党首は会談で、消費税以外の共通政策についても、今後協議を重ねてすりあわせていくことで合意した。選挙協力については、32の1人区のうち28選挙区で候補の一本化を正式合意。衆院選についても、4党で「できる限りの協力を行う」ことを改めて確認した。
民進の岡田克也代表は会談後、今国会会期末に不信任案を共同提出することについて「今後の状況を見極め、4党で協議していく」と記者団に述べた。会談には、岡田氏のほか、共産の志位和夫委員長、社民の吉田忠智党首、生活の小沢一郎代表が出席した。