指定暴力団山口組(本部・神戸市)の傘下から離脱した組長を負傷させたなどとして、富山県警は19日、富山市にある山口組系3次団体の組長である小竹幸信容疑者(69)と幹部3人を監禁と傷害の容疑で逮捕し、発表した。
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県警によると、小竹容疑者らは3月15日、山口組を離脱し、分裂した神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)に加わる動きを見せていた組長に制裁を加えるため、富山県立山町内で車内に監禁。富山市内の駐車場で殴る蹴るの暴行を加えて3週間のけがを負わせた疑いがある。
制裁を加えられた組長の事務所では、2月に火炎瓶のようなものが投げ込まれ、3月には銃弾が撃ち込まれる事件が発生。組は解散届を提出し、今月に入って事務所を取り壊した。