■藤井裕久元財務相
(民進党の岡田克也代表が消費増税延期を求め、財源に赤字国債を挙げたことについて)岡田さんは我々の後輩ですけどもね、やっぱり選挙目当てですよ、あれは。私はそう思っています。一つは、日本の消費税は目的税なんですよ。世界の中で150カ国くらい付加価値税やっていますがね、目的税にしている国はないんですよ。世界で唯一の国であって、そのことの増税をしないということは社会保障を抑えるということになる。抑えることができないなら、赤字国債になる。そして、赤字国債の話というのは、世界に三つ格付け会社がありますがね、みんなね、日本はいま、中国や韓国より下なんですよ。格付けとしてね、国債の。もっと悪くなりますよ。本当にそんなことをしていいのかと。(20日、TBSの番組収録で)